シャドールーツ概要
シャドールーツは一度全体をブリーチして明るく(金髪)にしてから、暗い薬と明るい薬、2種類を使って根元から中間部分までは暗め、中間部分を綺麗にぼかして毛先にかけて明るくしていくグラデーションを応用した技術です。
ハイライトが線で作るデザインに対してグラデーションを利用して面で作るデザインがシャドールーツになります。
上記のように、シャドーはグラデーションを利用したなじむような陰影スタイル
ハイライトは線でデザインを作るハッキリとした陰影スタイル
どちらがいいかは後で説明もありますので参考にしてください。
シャドールーツのメリット
地毛が伸びてきても馴染む
生えてくる地毛が黒い方、白い方に合わせて根元の明るさを調整できるので、伸びてきても自然になじむデザインが作れます。
グラデーションが好きな方
ハイライトの様なハッキリとした明暗なデザインではなく、グラデーションの自然なデザインが好きな方
海外風ヘアスタイル
海外のヘアスタイルが好きな方、憧れの透明感、色味、明暗すべてできます。
デザインチェンジがしやすい
一度全体をブリーチで均一に明るくするので、色落ちも綺麗に色落ちしてくれるので履歴がシンプルで次のデザインにチェンジしやすいです。
白髪のある方
今まで白髪が気になり始めたら白髪染め(暗めのカラー)という方法が一般的でなんとなくそうしないといけないのかな?と思っていた方も多いはず。これからはブリーチを使ったでデザインでおしゃれの幅を広げる時代です。
沢山メリットがありますね。当てはまる方はシャドー予備軍です。チャレンジすればあなたの人生が変わります。
もちろんメリットだけではありませんここからデメリットのお話もしていこうと思います。
シャドールーツデメリット
全体ブリーチが必要
一度全体的にブリーチするので、ハイライトに比べる髪の負担が大きくなります。ソウコではオリジナルケアブリーチを用意してます。髪の負担は従来のブリーチに比べると格段に優しくなっていますが。普通のカラーと比べると髪の負担はあります。
ブリーチ後の退色
ブリーチは一度髪を明るくしてから、カラーするので日々のシャンプーでブリーチ後の金髪に近づいていきます。普通のカラーに比べると格段に色落ちが早く、明るく派手になりやすいです。対策としては、カラーシャンプーを使う、ブリーチ後のベースのカラーを次回のカラーに影響でない程度に暗くする。
時間やプラス料金がかかる
2回カラーするのでお時間やプラス料金はかかります。滞在時間が長くなる(3時間半~4時間)のでipadでネットフリックス、ディズニー+、youtube、見て頂けます。料金は施術内容、使用薬剤に合わせて料金設定をしています。(新規様12900円、顧客様19800円)必要以上の時間、料金はかからないので安心してください。
デメリットはありますが、出来る限り安心して頂きたいので対策準備は万全にしております。
シャドールーツに向いてる方
明るいカラーにしたい方、グラデーションが好きな方、デザインを楽しみたい方、白髪の方で明るくしたい方、カラーの頻度があく方、ハイライトに飽きた方、海外ヘアーが好きな方
シャドールーツに向いてない方
ハッキリしたデザインが好きな方、滞在時間が長いのが無理な方、明るくしたくない、できない方、とにかく傷めたくない方
シャドールーツ手順
ここでは実際のお客様の変化と行程をみていただければと思います。
さてどのような手順で変身するのか楽しみですね♪
1before
根元の白髪が気になりますね、以前のカラーも決して暗くはないですが色味がオレンジブラウンで白髪染めしている方の退色はこんな感じの色になっています。
2.全頭ブリーチ
全体をブリーチしていきます。ブリーチの塗布ですが、頭皮への負担、次回髪が伸びたときにブリーチする際の切れ毛のリスクを考慮し頭皮にはつけません。【特定のスタイルの場合つける場合があります。】
ブリーチの種類も髪の状態に合わせてケアブリーチを使用しています。
一般的なカラー剤は髪を明るくする働きと染料と呼ばれる色素が含まれています。ブリーチ剤は髪を明るくする働きしかありません。髪のメラニン色素を壊していき髪を明るくしていきます。ちなみに白髪は明るさでいうと一番明るい状態になります。白髪は健康毛なのでブリーチで少し染まりやすい状態を作っていく事で、一般的なカラー剤でも染めれる様になります。
3.シャドールーツカラーの施術
根元は暗めのカラー、毛先は明るめのカラー、中間は境目のラインが出ないように綺麗にぼかし、グラデーションを作っていきます。
4.完成スタイル
カラー前に比べると透明感、色合い、デザイン性が高く綺麗になりましたね
白髪もしっかりカバーできてとても素敵です。
チャレンジできる方にはオススメしたいスタイルです。
シャドールーツとその後
ここまでは当日施術の説明でしたが、ここからはその後、髪がどうなっていき次回どうしたらいいのか?を解説していきたいと思います。
1枚目がブリーチ後、2枚目カラー後、3枚目1か月後の退色状態、4明るくなってそこからまた2回目のシャドーを施術しています。
このように一度ブリーチベースを作ってしまえば何度も楽しめるのもシャドールーツのいい所です。
興味のある方は一度ご連絡お待ちしております。
店長 西久保
こんにちは、シャドールーツマスターの西久保です。
シャドールーツとはブリーチを使ったデザイン技術の事です。
同じようなデザインでバレイヤージュというデザインがあります。
今回はシャドールーツについて詳しく解説していきたいと思います。